TOPIC冨永の活動、講演、講座、メディアへの寄稿、
メディア出演などをお知らせします。

2024年　1月27/28日に開催された 鍵山教師塾 in 伊勢にて、

冨永が　教育のミライ 「命をつなぐことは心をつなぐこと」と題した講演を行いました。

鍵山教師塾は、株式会社ローヤル（現 イエローハット）の創業者 鍵山秀三郎氏を相談役とする有志の教育者が集う塾です。「人世の心の荒みをなくしたい」と無心に掃除に励み、後進に惜しみないエールを送り続けている鍵山秀三郎氏は、多くの人々の心を震わせ、いかに生きるべきかを無言で教え諭しています。

目の前の子供達に何かできないか？と、もはや万策尽きたように思え、如何ともし難い無力感を痛感する教育者の悩みは崇高です。この悩みに直面した教育者にとって、掃除道はひたすらの願いとなります。教育者が子供たちにどうか良き生をと願いながら、行う掃除の実践は、思いもよらぬ感動を生み、子供たちの心を救ってきました。

鍵山教師塾では、掃除を通した教育実践の背後にある教育の本質を求める自己教育の場となっています。

「鍵山教師塾 in 伊勢」が開催された伊勢修養団は、蓮沼門三氏がその若き頃、赤心の結晶として立ち上げた社会教育団体です。渋沢栄一氏や松下幸之助氏が顧問を務めた、先人たちの想いが堆積した清冽な場であります。

冨永は、伝統とひたすらの願いが注がれる「鍵山教師塾 in 伊勢」にて、
「教育のミライ」について語りました。

人間とは何か？
心は、どのように動いているのか？
教育とは何か？
国家とは何か？

目の前の子供の心を、理解しようと試みなければならない。
一人の子供の苦難には、かくなる運命が起こりうる宇宙の摂理があります。
本当に子供の境遇に接した時、宇宙の偉大さを感じ、深い愛情が湧いてくるはずであると。

NPO法人　ヒトの教育の会が開発した、「人間教育アセスメント」は、
目の前の子供の心を、徹底的に理解しようと試みます。

「優しさとは、感じること」

井口潔初代理事長の言葉の重みを感じながら、
言葉にならぬ子供の願い、哀しみに迫ります。

人間教育アセスメントを実践した教育の効果は、少しずつ確実に成果として現れつつあります。

古くて新しい伊勢の地にて　教育の不易を学ぶ機会となりました。